青木昆陽の墓

あおきこんようのはか

山手線・目黒通りエリア/目黒駅


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江戸時代中期の儒学者、蘭学者「青木昆陽(あおきこんよう)」の

青木昆陽(あおきこんよう)は、江戸時代中期の儒学者、蘭学者です。名は敦書(あつのり)、通称は文蔵。京都の儒学者伊藤東涯(いとうとうがい)に学び、幕府に仕えました。

1732年に近畿以西を襲った享保の飢饉の後『蕃薯考(ばんしょこう)』を著し、薩摩から種イモを取り寄せて各地に配布し栽培方法を教え、甘藷(かんしょ:サツマイモ)が関東一円に広がるきっかけをつくりました。繁殖能力が高くやせ地でも育ち、初心者でも育てやすい甘藷は、飢饉対策として全国で栽培されるようになり、昆陽は人々から甘藷先生と称せられました。
昆陽の遺徳を偲び、毎年10月28日に「甘藷まつり」が催されます。

スポットデータ

  • 東京都目黒区下目黒3丁目20−1瀧泉寺墓地
  • 東急バス渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)、不動尊参道バス停下車3分 東急バス渋72系統(渋谷駅東口から五反田駅)、目黒不動尊バス停下車5分