芦毛塚

あしげのつか

東横線・日比谷線エリア/祐天寺駅


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源頼朝の愛馬伝説とされる塚(諸説あり)。

現在は古木が茂るさわやかな緑地です。

奥州藤原氏を討ち果たし鎌倉への帰る途中のこと。頼朝の愛馬「芦毛」は鎌倉道を目黒あたりまでくると、いつになく歩みが遅くなります。折からの長雨で大蛇が狂うと言われる蛇崩川は増水し、渦をまきつつ流れていました。洪水のたびに崩れるといわれる崖にさしかかったとき、芦毛はバランスを崩して崖の土とともに川に落ちてしまいます。
ヒヒンと一声、頼朝公に別れをつげると、川にのまれてしまいました。臣たちが名を呼びながらやっとの思いで引き上げましたが、もう息絶えていました。頼朝公の意向で村人たちが塚を作り、花で飾り、芦毛塚と書いた墓標をたてたということです。

このスポットの入ったモデルコース

スポットデータ

  • 東京都目黒区五本木1-18-9