都市ボーイズの都市伝説ツアーズinめぐろ 其の2 第3話

東横線・日比谷線エリア・祐天寺駅

知る・学ぶ

第3話は11/17(火)18:00~配信開始!

【都市伝説ツアーズ公式チャンネル】


今回、都市ボーイズの二人は祐天寺へ…。

・“かくれミッキー”ならぬ“かくれ纏(まとい)”!?
・「いい足してるね!」仁王像
・大絵馬に描かれた日本三大怨霊の一つ「累ヶ渕」
・念仏を唱えながら舌を残して亡くなった祐天上人のミステリー
・令和最初で最後のワープ(!)で祐天上人のお墓へ
・“むりやり都市伝説”は「ロシアの“穴”」

お楽しみに!


【都市ボーイズが話している怪談「累ヶ渕」とは…】
 このお話は、母親が醜悪な容貌の子どもを殺し、次の代の夫が醜悪な容貌の妻を殺したことから、その後6代に及んだ怨念を祐天上人が除霊により解決した、怨霊にまつわる実話です。

~与右衛門とお杉と累~
 現在の茨城県にあたる下総国(しもうさのくに)岡田群羽生村に、百姓の与右衛門(よえもん)とその後妻、お杉の夫婦がおりました。お杉には助(すけ)という名の連れ子がおり、助は生まれつき顔が醜く、体も不自由でした。与右衛門はそんな助を疎ましく思い、思いつめた母親のお杉は散歩の途中、助を川に投げ捨て、幼い我が子を殺してしまいました。そのことを口にする村人はおらず黙認されました。その後、与右衛門とお杉は女児をもうけ、累(るい)と名付けます。ところが、累の顔はお杉が殺した助に生き写しでした。村人たちは、「助がかさねて生まれてきたのだ」と助の祟りを噂し「るい」のことを「かさね」と呼んだのでした。
~「かさね」と谷五郎~
 時は流れ、両親が相次いで亡くなり、「かさね」はひとりになりました。そんな折、「かさね」は病気で苦しんでいた流れ者の谷五郎(やごろう)と出会います。「かさね」は谷五郎を看病し、二代目与右衛門として婿に迎えます。しかし谷五郎は容姿の醜い「かさね」を疎ましく思うようになり、土地持ちであった「かさね」を殺して別の女と一緒になる計画を立てます。正保(しょうほう)4年8月11日、谷五郎は家路を急ぐ「かさね」の背後に忍び寄ると、川に突き落とし殺害しました。なんのゆかりか、この場所は「かさね」の母が我が子の助を殺した場所と同じでした。
~谷五郎ときよと菊~
 その後、谷五郎は幾人もの後妻を娶(めと)りましたが、尽(ことごと)く死んでしまい、6人目の後妻、きよとの間にようやく菊(きく)という名の娘が生まれました。やがて菊が13歳になった寛文11年に、きよは亡くなり、菊は婿をとりますが、翌年の1月、菊に異変が起こります。口から泡を吹き、鬼の形相で谷五郎に向かい、自分は26年前に川で殺された「かさね」であると告げ、谷五郎の非道を語り、菊の体を苦しめたのでした。
~除霊~
 恐ろしくなった谷五郎と婿は逃げ出しました。困った村人たちは、村近くの飯沼にある弘経寺(ぐぎょうじ)の修行僧数人を招きました。その中のひとりが祐天でした。祐天は、念仏と戒名を授け、村人にも念仏を唱えさせ「かさね」を成仏させます。
 菊は正気を取り戻しました。ところが、しばらくして再び菊は何者かに憑りつかれてしまいます。祐天が何者かと問いただすと、それは子どもの霊で、最初に母親に川で殺された「かさね」の兄にあたる「助」でした。村の古老に話を聞き、「かさね」と「助」の因縁を知った祐天は「助」に念仏を唱え戒名を授けました。「助」は菊の口をかり往生を伝え成仏しました。

 この物語は、江戸時代に広く世間に知れ渡り、「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」など累物(かさねもの)と呼ばれる歌舞伎作品や、落語家の三遊亭円朝による怪談噺「真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」、また映画の題材としても度々取り上げられています。

 目黒にある祐天寺には、これに関連して大正15年に建立された「かさね塚」があり、現在でも歌舞伎役者などが公演前に供養と興業の安全祈願に訪れています。また、境内の仏舎利殿では、かさね塚建立60周年を記念して昭和61年に制作された「かさね大絵馬」を見ることができます。

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『都市ボーイズの都市伝説ツアーズ in めぐろ 其の2』今後のYoutube配信予定
☆11/24(火)18:00~【第4話】アイヌの妖怪は原始的?!雑貨も実は妖怪だった!日本民藝館
☆12/1(火)18:00~ 【第5話】おしゃれなカフェで食レポ♪有名文豪の貴重生原稿に緊張!
☆12/8(火)18:00~ 【第6話】旧前田侯爵邸でついに貴族になる!
*上記は各話の内容を記載しております。タイトルは変更になる場合がございます。

イベントデータ

都市ボーイズの都市伝説ツアーズinめぐろ 其の2 第3話

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